ドラマから学ぶこと

フリーランスの医者を題材にしたドラマが話題になりましたが、そのドラマを見てフリーランスの生き方に憧れを持った人もいたでしょう。一度でいいから、職場で自分のポリシーに反する指示があった時に「いたしません」と言ってみたい衝動に駆られた人もいたかもしれません。
しかし、フリーランスになればすべて自由に行動できるというわけではありません。例えば、ドラマのキメ台詞である「いたしません」を言う時には、主人公は相当の覚悟の上でその言葉を言っているはずです。なんの覚悟かといえば、自らが正しいと思う価値観と相入れない組織には迎合しないという覚悟です。
実際にフリーで働く場合にそういう行動をとることは可能ですが、その相手から仕事は二度来ることはなくその得意先は失うという覚悟が必要でしょう。現場で仕事をする場合には、価値観の違う人間といかに共通の目的を設定して力を合わせることができるかが大切になります。そう考えると、言いたいことが言えるという表面的な部分にとらわれることなく、仕事をする上で何が一番大切か、譲ってはいけないことは何かという点に注目すべきでしょうし、例に挙げたドラマでの主題もそこにあったのではないかと感じます。
フリーで仕事をする生き方というのは、自分自身で価値観をしっかり育て、それを貫くという信念が大事になるでしょう。それを実行する生き方は楽なことではなく、むしろ会社員の時より大変になるかもしれません。